内燃機関の電気電子式測定器及び点火装置の製造販売
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特集:ホンダビートを改造してみよう!
VOL.1 M.D.I.−D取付け編

ホンダビートに M.D.I.−DNo.9950を取付けですが、点火がとても強力になるため純正のIGコイルだともたないため、IGコイルキットNo.9535-00とBPプラグコードをいっしょに取付けてみました。


(1)純正IGコイルの取外し
ホンダビート

エンジンルームを開けてびっくりのこのホコリ

ホンダビート

位置関係も分からないほど汚れていたので、まずIGコイルを確認し、取り外します。

ホンダビート

真ん中に平たくボディに張り付いているのがIGコイルで、この車では驚くほどのトルクで取り付けボルトは締められていました。

ホンダビート

これがビート専用のIGコイル。
これだから全く互換性は無いし、耐久性にも?としてしまうので・・・。

ホンダビート

オーナーさんにも事前に申し上げたのですが、ノーマルのプラグで実験しましょうと。しかし、付いていたプラグがお世辞にも褒められたものではないし、モトクラフト一体いつ交換したのでしょうね?ギャップは2mmありました。仕方なくホンダさんでNGKさんのものを頂きこれもリフレッシュしました。


(2)No.9535-00IGコイルの取付け
ホンダビート

そんなことしながらも着々とIGコイルは取り付けられて行きます。
もともとの穴を利用してぴったり取り付けできました。

ホンダビート

新設されたIGコイルですが 近くで見ると凛々しい姿でしょ。
MDIに配線までされて装着されています。

(3)BPプラグコードの取付け
ホンダビート

ついでにシリコンコードまで取り付けて行きます。

ホンダビート

違う角度からはこのように・・・。
プラグコードは取り外す前に位置関係をデジカメで保存したり、元の位置通りに組み上げられるように記録を残しておきましょう。

(4)M.D.I.−D本体の取付け
ホンダビート

バッテリーが最後尾なのでMDI本体も後ろに固定します。今回は、プレートに一箇所穴加工をして、本体の取付けとハーネスをバッテリー側に抜き出します。

ホンダビート

黒くて見えませんがここに本体を固定します。

ホンダビート

最後にエンジン側での配線を全て接続して終了です。

ホンダビート

確認しながらエンジンフードを組んで行きます。

ホンダビート

ここまで組めれば、ほぼ完成です。

ホンダビート

帰り道は、東名の登坂車線でも楽々と100km/hオーバーの快適なクルーズを楽しめ「なるほど、これが本来のホンダエンジンパワーか」と右足を抑えるほどエンジンはもっとパワーを出そうと、スピードオーバーへの誘惑と戦いながらの帰還だったそうです。
次回はリミッター解除までするぞ、とオーナーは走りに燃えていました。


MDI専用 IGコイル No.9535-00と、No.9950 MDIとの接続図を掲出します。
この配線の加工は、ビートのIGコイル側差込形状が一般のものとは大きく異なるために 配線加工が必要となりますのでご注意下さい。後々のこともありますので、接続やカシメなど確実に願います。

接続図


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